骨折・脱臼でお悩みの方へ

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骨折・脱臼の原因と症状、処置について

 

骨折と脱臼については、「どのようなものか」は知っているという方が多いと思います。

 

また実際に自分自身が骨折・脱臼をして、その痛みに声を上げたケースもあることでしょう。

 

非常に強い痛みをもたらすことでも知られているこの骨折・脱臼がどのようにして起こるのか、

骨折・脱臼の症状としてどのようなものがあるのか、

骨折・脱臼をした場合はどのように対処していけばいいのかについて、

ここで詳しくご紹介していきます。

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骨折や脱臼、その原因について

 

骨折や脱臼は、不意に起こりうるものであり、その原因もさまざまです。
ここでは代表的な原因についてみていきましょう。

 

【骨折とは】

 

骨折は、主に次の3つに分けられます。

 

●外傷性骨折

 

外傷性骨折とは、転倒や転落、衝突などにより強い外力が加わることで生じる骨折を指します。

●疲労骨折

 

「疲労骨折」とは、「疲労しているときに起きる骨折」ではありません。
過度な練習や、自分の身体にあったトレーニングなどを繰り返すことで一部に力が加わり、細かいひびがたくさん発生したことによって起きる骨折をいいます。
また、圧力が加わったことなどで起きる場合もあります。

 

●病的骨折

 

「骨粗しょう症」という言葉は、だれもが一度は耳にしたことがあるかと思われます。
病気を原因として起きる骨折であり、骨が弱くなっていることで起きます。

 

 

また骨折は、「完全骨折」「不完全骨折」に分けられます。
完全骨折の場合は完全に骨が折れており、不完全骨折の場合はヒビが入った状態です。
ヒビが入った状態でも「骨折」として扱われます。

 

 

【脱臼とは】

 

脱臼は、関節部分が骨からずれてしまって起きる状態をいいます。
肩や肘、膝などによくみられますが、あごや股に起きることもあります。
これも衝撃を受けたことで起きるものと、病気によって起きるものがあります。

 

脱臼は、「完全脱臼」「亜脱臼」の2つに大きく分類されます。
完全脱臼とは文字通り、骨と関節が完全に外れた状態をいいます。
対して亜脱臼とは、まだ外れ切っていない状態をいいます。

 

なお完全脱臼の場合は、さらに「関節包外脱臼」「関節包内脱臼」に分けられます。
前者は骨が関節包(関節を包んでいるもの)から飛び出てしまうことをいい、後者は飛び出るところまでは至っていない脱臼をいいます。
脱臼もまた、骨折と同じように、原因によって細分化されます。

 

●外傷性脱臼……外的な力をきっかけとして起こるもの

●病的脱臼……関節の変異が原因で、小さな力でも脱臼を起こしてしまうもの

●麻ひ性脱臼……神経麻ひなどによって、筋肉がまひして関節を支えられなくなり、脱臼してしまうもの

 

 

骨折と脱臼の症状とは

 

ここからは、骨折と脱臼のそれぞれの症状をみていきます。

 

【骨折をしたときにみられる症状とは】

 

骨折をしたときにみられる症状のなかでもっともメジャーなのは、やはり「痛み」でしょう。

 

骨折は、折れたことがすぐにわかる場合とわからない場合があります。
しかしどちらの場合も、患部(だと疑われる場所)を押してみると強い痛みが感じられるという特徴があります。
なお強い力で押すと痛みが強く出ますから、そっと押すようにしましょう。
たとえ不完全骨折の段階であったとしても、この痛みは感じられます。

 

「変形が見られる 」「異常な動きをする(異常運動)」という場合は、骨が折れている場合が多いです。
たとえば本来は関節ではない部分で曲がっているなどのケースは、骨折と判断されます。

 

この場合は痛みが強く出ますし、また腫れも非常にわかりやすく出ます。
なお腫れは徐々にひどくなっていくこともあります。

これは血管が傷ついたこと(血管損傷)によって起きるものです。
ひどい場合は低血圧を起こすこともありますから、その場合は救急車をためらわずに呼びましょう。

 

また、筋肉や腱が傷つき、強い痛みや脈拍が失われるなどの症状がみられることもあります。
骨が折れた場合、患部からの出血もみられます。

 

そのため内出血が生じることが多く、アザになります。
通常のアザは数週間もすれば消えますが、上でも述べたように、出血によって低血圧などを起こす可能性もあるため、その場合は緊急の対応が求められます。

 

 

【脱臼をしたときにみられる症状とは】

 

脱臼を起こした時の症状としてよくとりあげられるのは、これもまた「痛み」です。

脱臼をしたときに強い痛みが発生することが多く、人によっては脱臼をした時に「関節が外れる音がした」といわれる方もいます。

 

また、何度か脱臼をしている方の場合は、「今脱臼したな」という自覚できることもあります。
脱臼は繰り返すことも多いので、特に注意が必要です。

 

脱臼を起こした場合、しびれが出ることもあります。
また脱臼は放置しておくと、脱臼した箇所でまた新しい関節が築き上げられてしまうこともあります。
これは関節運動障害を生じさせるため、非常に危険です。

 

 

骨折・脱臼を起こした時の対処法

 

それでは、骨折や脱臼を起こしてしまった場合はどうすればよいのでしょうか。
この対処も、基本的には「RICE」で説明できます。

 

まずは患部を固定し安静にして、その後で冷却をし、包帯などで圧迫を行い、心臓より高い位置に吊り上げます。

 

「RICE」は、この4つの工程の頭文字をとった言葉です。
応急処置を的確に行うことで予後は良好になり、回復までの期間も短くできます。

 

 

ただし、「応急処置をしたからもうこれで大丈夫」とは考えないでください。
必ず専門家の元に足を運び、適切な対応を受けることが重要です。

 

脱臼はまず関節を元に戻さなければなりません。

 

また状態に応じてテーピングをしたり、ギプスや包帯による固定を行ったりする必要があります。
この「テーピングや包帯による固定」は、脱臼の再発を防ぐためにも極めて有用です。

 

なお骨折に関しては、「超音波」を使うこともあります。
超音波を患部にあてることで、早期回復を図ることが期待できます。※使う機械によっては、回復期間を従来の6割ほどにまで短縮できるとされています。

 

骨折や脱臼は、それほど珍しいものではありません。

しかし実際に起きてみると、強い痛みが走り、大きな苦痛を伴うものです。
発生リスクをゼロにすることはできませんが、原因と症状と対処方法を知ることは、早期回復にも役立ちます。

 

 

骨折とは、直接的や間接的に骨に力が加わり、骨が変形したり破壊したりするケガの事を言います。

 

よくヒビは骨折じゃないと思っている方がいますが、ヒビの正式名称は「不全骨折」です。
ボキッと折れてしまった場合は「完全骨折」といいます。

 

脱臼とは、関節を構成する骨が正しい位置関係を失ってしまっている状態です。

 

脱臼は骨折より痛いと言われていますので、早急な対応が必要です。
骨折や脱臼は激しい痛みを伴うことが多いためほとんどの方は医療機関や整骨院などに受診されるかと思います。

 

 

ふれあい整骨院の「骨折・脱臼」アプローチ方法

 

医療機関で健康保険などの各種保険が使用できるのは、皆様もご存じかと思いますが、整骨院でも保険を利用し骨折・脱臼の施術を行うことができます。
しかし、骨折や脱臼は初回の応急処置を行った後に医療機関でレントゲンなどの検査をしていただく必要があります。

 

そして医師の同意を得たあとに、機能回復(リハビリ)などの施術を行っていきます。

 

 

当院では一回一回固定を外し患部に微弱電流や超音波をあてることで回復力を高め、早期回復が期待できます。

 

骨折や脱臼は、積極的なリハビリを行うことで、その後の後遺症や再発を防ぐことができます。

   

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